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萬代 敦

執行役員

輸入車ディーラーのセールスマンから葬儀の世界へ。

葬儀業界へ入ったきっかけは、スカウトのようなものでした。当時、大阪の某互助会さんがインターネットの葬儀会社の立ち上げを準備する中で、営業が強い社員を探していたんです。その会社には前職で一緒に営業をしていた方がいたのですが、その方から「来ないか」と誘われて、立ち上げに参加しました。

立ち上げメンバーは私を入れて3人しかいなかったので、様々な業務を経験しました。
広告から、商品開発、原価計算、施行、サイトの更新まですべてやっていましたね。あと、地域の住民の方々を呼んでセミナー営業もやっていましたよ。地域の住民の方を集めて入会を取っていくという手法(営業)なのですが、例えば“お花”とか“葬儀の歴史”とか、来た人が勉強になるような内容を考えてセミナーをやるんです。時には笑いを取ったりしなくてはいけないので、結構大変でしたね(笑)。
葬儀会社の仕組みや葬儀ビジネスと言われるもの全てを、その会社で経験することができました。

転職の決断は、保守的な自分を“イノベーション”するため。

前職の葬儀会社の頃から、三上社長とは面識がありました。リベントは当時ウエディング事業をメインでやっていたのですが、葬儀事業に注力しようという流れのときに、三上社長から声をかけていただきました。でも、私は立ち上げから参加している会社にいましたし、後釜もいないので、オファーをいただいてからしばらく断り続けていたんです。

それから約1年半後。その気持ちがガラリと変わるきっかけとなる出来事が2日間に渡り、立て続けに起こりました。
前職の葬儀会社に勤めていたときに、ある95歳のおじいちゃんから『この仕事、いつまでやるの?』って言われたんです。僕は『ずっとおるよ~、おじいちゃん安心しぃや』って言ったら、『萬代さん、あんたこんなところにおったらアカン。もっとチャレンジしなきゃアカンよ』と、おじいちゃんからめちゃくちゃ怒りながら言われたんですよ。

そして次の日、たまたま三上社長と会う用事があったのですが、何気ない雑談で三上社長が会社の理念を変えたいというお話されていたんです。具体的には、LIVENTの「I」の部分なんですが、そこを新しいことにチャレンジするという意味を込めて“イノベーション”という言葉を使いたいとのこと。その話の流れで三上社長が僕に、『萬代さんはいつもイノベーションですよね』と言ったんです。僕は1年半もオファーを断り続けていたし、保守的な姿勢を守り続けていたのですが、前日のおじいちゃんの話とリンクして、自分でもイノベーションしていかないといけないなと思い、リベントへの入社を決断したんです。

執行役員 萬代敦
前職で培ったセミナーの技術は今でも活かされている

生花部の立ち上げは今まで印象に残るもっとも大きな出来事

リベントに入社し、会社として生花部を立ち上げたときのことは、今でも印象に残っています。
2018年の10月から生花部の事業がスタートしたのですが、当時、僕は生花部の立ち上げには反対でした。反対していた理由としては、立ち上げた後の実務については、スタッフの採用から、制作現場となるアトリエ作り、道具の購入まで、いろんなことを同時に遂行していかなくてはなりません。目先のことを考えると保守的になってしまい、「やりましょう」と言えず数日が経過していきました。
何度も会議を重ね、いよいよ結論を出す日。この日の会議の中ですら、「やりましょう」となかなか言えず、自分の中で方向転換するまで、実は2、3時間の戦いがありました(笑)

この日は、雷が鳴っていて、会社では今では“雷会議”なんて言われているほど(笑)
長時間にわたる会議の中で、最終的に決め手になったのは、三上社長の決意の強さでした。

当時、会社としては大赤字を叩きだした時期だったこともあり、将来性を見出すためには、生花部の立ち上げも必要でした。最終的には、三上社長の「従業員を守るんだ」という気持ちにゆるぎが無いのをはっきりと肌で感じ、ここまできたら、僕もこれはやらなくてはいけないなという覚悟や、花葬儀の自由度をあげるという意味でも生花部の内製化が必要だという納得感が強まり、「生花部を立ち上げる」という決断に至ったわけです。

今振り返ると、やってよかったと思っています。すごく思い出に残っている節目のできごとです。

花葬儀の強みは、葬儀プランナーとフラワーデザイナーのタッグ

花葬儀の強みは大きくはふたつです。ひとつ目はやはり花。
そして、ふたつ目は葬儀プランナーとフラワーデザイナーの打ち合せのスキルだと思います。

葬儀プランナーと花がコラボできるのは、実は花葬儀のプランナーのスキルであり、強みのひとつです。
これは他社さんが絶対に真似できないところだと思います。

分かりやすく言うと、葬儀の打ち合せにお花屋さんが参加しても、葬儀プランナーが祭壇は奥に置かないといけない、形はラインじゃないといけないとか、「こうでなければならない」という固定概念に縛られてしまって、花を生かした葬儀はできなくなってしまいます。だけど、うちの葬儀プランナーはこうでなければならないという固定概念は一度忘れて、ゼロベースでいろいろなことができることを前提に、打ち合わせ、デザイン、装飾に取り組んでいるんです。そして、葬儀プランナーやデザイナー全員がそのスタイルを理解し、価値として説明ができる。そういうスキルと力を持っているスタッフがいるおかげで、独自性を確立できています。

それに、葬儀プランナーからしたら、デザイナーのいる葬儀社というのは他社に無いんです。葬儀プランナーとお客様の関係性がしっかりできているから、デザイナーはご家族様とお話ができる。逆に、現場にデザインチームがいなければ葬儀はできません。この両方のタッグが素晴らしいと思っています。

イベントにも参加
イベントにも参加し全社をサポート

ポジティブで学びがあり、自分の可能性を広げていけるような人はぜひ来てほしい

うちは葬儀会社では珍しく理念経営が大前提なので、会社の理念に共感してくれる方と働きたいです。
その理念の中で大事なのは、自分と、仲間と、その近い人たちを幸せにしていくという考えです。それをベースに、成長意欲や、周りを幸せにしたいという想いがあり、さらに、自身の学びや新しいことにチャレンジできる人。今は素人であっても、ポジティブで学びがあり、自分の可能性を広げていけるような人であれば、私はぜひ来てほしいと思っています。
例えば職種でいうと、ホテル関係や、料理、ウエディングプランナーなど、サービス業全般で、お客様を喜ばせたいというホスピタリティマインドをもって働いている人は向いていますね。また、営業をされている方もサービス業と重なる部分があります。お客様に対し丁寧に説明でき、分かりやすくプレゼンすることは接客の基本なので、葬儀業界でもスキルを発揮できると思います。

最後に大事なのは「提案力」。
葬儀会社って人が亡くなると仕事が入ってくるイメージですよね。ただ、花葬儀の場合は、それだけではないんです。

ご依頼いただいたご家族様から『安いお葬式にしたいです』と言われて、安いお葬式をするのは簡単なのですが、そこでご家族様に対して『安いお葬式で本当に心残りないですか?』と提案するのが花葬儀のスタイル。この提案技術には、スキルがいるんですよ。葬儀経験者でも未経験者であっても、この部分は花葬儀の葬儀では大事な要素のひとつ。だから、お客様に対してプレゼンテーションができる技術を身に着けるための、社内独自の研修を用意しています。
他社では葬儀会社ならではの厳しさや辛さもあるかと思いますが、リベントは、理念経営を軸に、また、生産性向上をキーワードに、働く社員が幸せになる仕組みの改善に日々取り組んでいます。
まずは、明るく、自分に自信をもっている人、ぜひこの業界でチャレンジしてみてください。

執行役員 萬代敦

社員紹介

萬代 敦

大阪府出身。輸入車ディーラーの営業職で接客・営業スキルを身に着け葬儀業界へ転職。2016年入社。2018年から執行役員業務部長として葬儀事業部のみならず、会社全体の組織運営を担っている。趣味は10年以上続けているというジョギング。

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