ベンチャー企業や、起業家より定評のある雑誌、
ビジネスチャンスの2009年2月号に、
弊社代表三上のインタビューが掲載されました!
以下本文です———————————————————————-
街の花屋窓口に受注増やす業界の下請け構造逆手に成長
街の花屋を窓口に受注を増やす一風変わった葬儀社がある。
三上力央社長率いるリベント(東京都港区/年商1億500万円)だ。
大掛かりな営業部隊は持たないにも関わらず、月間5~6件を受注している。
現在「花*葬儀」加盟店として、約100店をネットワーク。
従来の菊の祭壇から一変、趣向を凝らした生花祭壇の普及を追い風に、業績は好調だ。
花屋は、受注すれば祭壇部分等生花部門を請け負うことになる他、紹介料が入る仕組みだ。
各店は店頭のポスター、HPなどで積極的に顧客に対してPRしている。
「生花店の売上の約半分が葬儀関連の仕事です。しかし葬儀社の下請けの立場に苦しんでいる店舗が多いのが現実。更に最近では葬儀社自身が生花部を持ち始め、より苦しい現状です。そこで花屋主導の形態を提案することで、加盟店を増やしてきました」(三上力央社長)
同氏はコンサルティング会社出身。いつか起業したいとの思いから、週末にサイト運営等を手掛けていた。
ある日友人を介して生花店の社長を紹介された。
「その方から取引先の葬儀社に良いように使われて苦しんでいる事実を聞かされました。取引価格の問題もそうですが、葬儀を無償で手伝わされるなどといった事が、古い葬儀社ではまかり通っているようでした。拡大する市場にこうした現状を逆手に、参入できないかと考えたのです。自らが葬儀社で、また別の設立メンバーは生花店で一年半アルバイトしノウハウを学んだ。その間、例の生花店の社長が持ってくる仕事を少しずつ手掛けていった。運営していたサイトのユーザーを対象に、葬儀社に対するアンケートを行い、価格帯・サービスを構築。2002年同社を設立した。技術的に生花祭壇を手掛けることのできない店舗もあり、当初は加盟店数がなかなか増えなかったが、マニュアル化し教育とセットにすることで少しづつ店舗数を拡大させていったのだ。